田中弘道氏,ディレクターの河本信昭氏を交えてのQ&Aセッションが行われた。以下,その質疑応答をお届けする。
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また今回,新たに入手したスクリーンショットやアートワークなども掲載しているので,隅々までじっくりと眺めてみよう。
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※FFXIV開発陣のインタビュー記事も併せてご一読を。
なお,セッション開始前に橋本氏より,以下の注釈が添えられた。
「FFXIVについては,現状PLAYSTATION 3とPCでの展開のみを公表しております。そのほか,Xbox 360版をはじめとした他機種については話し合いを進めているところです」
これは,前向きに考えれば,Xbox 360版の可能性もゼロではないということだ。
Q. FFXIとの共通点は?
田中弘道氏(以下,田中氏):
アバターとしての見た目は同じような種族が登場しますが,ゲーム的にはまったく違う「エオルゼア」という世界が舞台になっており,種族の名称が異なります。FFXIのプレイヤーが,新しいゲームでも愛着のあるデザインの顔や種族で遊べるようになっています。これは,アバターを俳優に例えると,ある作品では暗殺ロボットだったの
が,別の作品では火星の救世主だったり,スパイだったりすることをイメージしています。
Q. FFXIは今後どのように展開するのでしょうか。また開発チームは同じですか?
田中氏:
FFXIVには4年前くらいから着手していて,そのもう少しあとから本格的に開発しています。現在,すでにFFXIとFFXIVは同時開発をしています。FFXIの開発は,常に先のバージョンアップ計画を立てて進めていて,あと1年はスケジュールが詰まっているし,まだまだアイデアは尽きません。
Q. 「World of Warcraft」(以下,WoW)にはどのような影響を受けていますか?
河本信昭氏(以下,河本氏):
WoWにあるような,カジュアルなゲームファンに向けたシステム作りはFFXIVでも目指しているところです。とはいえ,我々はWoWを意識してはいますが,独自の物を作っていくつもりです。
Q. バトルシステムはどのようになるのでしょうか?
河本氏:
詳細はまだお答えできません。
Q. ソロプレイはできるんですか? また,FFXIで培ってきた経験はどのように開発に生かされているんでしょうか?
河本氏:
FFXIはパーティ主体のゲームとして作ってきましたが,今回はソロプレイとパーティプレイの両方を想定して,開発を進めています。
Q. ワールドワイドでの展開を教えてください。
田中氏:
今回は,日英独仏の四つの地域で同時リリースを考えています。
Q. ハードごと,言語ごとにサーバーは別になるのですか?
田中氏:
現状は,FFXIと同様のグローバルサーバーでのクロスリージョンサービスを想定していますが,プレイヤーの要望に応じて,フリー選択制のサーバーを用意することも検討しています。ですが,フリーにサーバーを選択できるようにすると,どうしても偏りが出てしまって,現在のFFXIのBahamutサーバーのように,プレイヤー数がパンク状態になることが避けられない
ので,そうならないようにバランスを調整できればという前提ありきですが。
Q. FFXIの7年間での進化もプレイヤーの声を反映してきたものですが,今後も同様に,プレイヤーからのリクエストを反映していく考えですか?
河本氏:
もちろんそのつもりです。すでにFFXIのプレイヤーから色々な意見をいただいているところもありますから,スタート地点でもそれらを反映していきたいですし,FXIVのβテストでも,順次取り入れて反映させていきたいです。
Q. FFXIとFFXIVの,二つのコミュニティができることになりますが,これは別々の物になりますか? それともクロスオーバーすると想定していますか?
田中氏:
それはコミュニティの選択次第だと考えています。もともと同時開発しているわけですから,プレイヤーはあるときはFFXI,またあるときはFFXIVを遊ぶといった具合に行き来できれば良いと思います。そういったことがあれば,コミュニティも広がっていくのではないでしょうか。逆に,どちらかだけの独立したコミュニティができることも考えられます。それは,
プレイヤー自身によって作られていくものでしょう。
Q. スペイン語版の開発は考えていませんか?
田中氏:
プレイヤーからの強いリクエストがあれば考えていきます。しかし,現在四つの言語版の開発を同時にやっていて,一杯一杯なのが現状です。良いトランスレーターが日本にいればいいのですが。
Q. FFXIVはMMOにとって革命的なものになるのでしょうか?
河本氏:
我々はMMORPGではなく,その時代ごとに一番面白い「ファイナルファンタジー」を作ろうとしています。そして,今回の方向性に一番ふさわしいのがMMORPGであったというアプローチです。ですから新しいファイナルファンタジーにふさわしい,新しいMMORPGのスタイルを提供したいと考えています。
田中氏:
ただし,システム面や技術的な部分に関しては,従来のMMORPGになかったことをやっていきたいとは考えています。
Q. なぜFFXIの続編ではなく,新しいファイナルファンタジーなのでしょう?
田中氏:
FFXIはPlayStation 2で作ったものを,PCやXbox 360に移植しました。これをPLAYSTATION 3に移植してほしいという話もありました。ですが,バージョンアップを繰り返してきたために,リソースが膨大になっていました。したがって移植のための時間も膨大なものとなります。そのため,最新ハードに合わせて移植するくらいなら,別
引用元:ff14 rmt
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